今日は国立新美術館で開催中の
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展に行きました。
ワシントン・ナショナル・ギャラリーは創始者で実業家のアンドリュー・メロンとその志に賛同した一般市民から国への寄贈による12世紀から現代に至る西洋美術コレクション約12万点を所蔵する世界有数の規模と質を誇る美術館だそうです。
自分のコレクションと美術館の建設費用を寄贈したアンドリュー・メロンは美術館に自分の名前をつけない事を条件の一つにしたそうです。
残念ながら美術館が完成前に亡くなってしまったそうですが、すばらしい篤志家だったのですね。
今回は印象派とポスト印象派の83点が展示されていました。(うち日本初公開は50点)
人は多かったのですが大混雑ではなく、ゆっくり時間をかけて見ることができました。
アンリ・ファンタン=ラトゥール 皿の上の3つの桃
桃そのもの。ちょっと傷んでいる部分まで・・・すばらしい描写力です。
ピエール=オーギュスト・ルノワール アンリオ夫人
黒い瞳、白く透き通るような肌にバラ色の頬、なんという美しさでしょう。
清廉で気品を感じさせる夫人、背景の淡く優しい色合い、とても心惹かれました。
フィンセント・ファン・ゴッホ 薔薇
白いバラと薄緑の背景、晩年の作品だそうですが今まで知っていたゴッホとは違う一面を見たような気がしました。
帰りに池袋東武で今日から開催のリヤドロ特別展2011に行きました。
絶版になったものから新しいものまでたくさんのリヤドロが展示販売されていました。
いつ見ても細かい花の作りは素晴らしく、柔らかな色彩とデザイン(姿、形)がステキな品が多数でしたが、今回はリヤドロらしからぬ?大きな獅子や龍などもありそれもまた見応えがありました。
でもお値段何百万です~ どんな人が買うのかしら?
今日は芸術を堪能できて満足の一日でした~♪